だから、理解して覚えるところまでたどり着けない人は、
その後、できないままになってしまいます。
もちろん、1年生の学年末試験を除けば、試験で出てくるとしても
1問出るか出ないかですから、「捨てる」という選択も「あり?」かもしれません。
しかし、数学の図形分野はここで終わりではなく、高校生になっても続きます。
その時には、作図で学習した内容は、当たり前の知識として使うわけですから、
中学生のうちにマスターしておく方がいいですよね。
□基本の技は2つだけ
「垂直二等分線」と「角の二等分線」です。垂直二等分線とは、線分を垂直に二等分する直線なのですが、
これだけを覚えていても実際の問題では使えません。
もっと大切な知識は、この垂直二等分線の特徴です。
それは、
「2点からの距離が等しい点の集まりである」という特徴です。
この説明の仕方も覚えておきましょう。
【垂直二等分線の書き方】はこの動画をご覧ください。https://youtu.be/xNnF5iyAwBw
角の二等分線とは、ある角を二等分する直線のことなのですが、
同様に、これだけではダメなのです。
覚えて欲しい角の二等分線の特徴は
「2直線からの距離が等しい点の集まりである」ということです。
【角の二等分線の書き方】はこの動画をご覧ください。https://youtu.be/pSt2k6Bnd2M
□問題文はわかりにくい
問題に「線分ABの垂直二等分線を引きなさい」なんて易しいことは書いてありません。例えば、「点A、点Bから等しい距離にあり、…」というような表現になるのです。
だから、問題文を自分の理解できる言葉に言い換える「一手間」が重要なのです。
□問題文を分かる言葉に言い換える
例えば、直線ℓ上にあり、点A、点Bを通る円の中心Pを作図しなさい。という問題は、
円周上の点と中心はいつも等しい距離(半径)にある事を使って、
「直線ℓ上にあり、点A、点Bから等しい距離にある点Pを作図しなさい」
という風に言い換えるのです。
点A、点Bから等しい距離、というキーワードから
「線分ABの垂直二等分線の上」にある、ということがわかります。
さらに直線ℓ上にもあるわけですから、
線分ABの垂直二等分線を書き、直線ℓとの交点をPとすればよい、となります。
このように問題文を言い換えれば、
「まず、線分ABの垂直二等分線を書こう」と、やることが見えてくるのです。
また、「△ABCで、辺ABと辺BCから等しい距離」と書いてあれば、
辺AB、辺BCは線分(直線)ですから、2直線から等しい距離の点の集まりである、
角の二等分線を使うことが分かります。
□まとめます
作図の問題で、私たちが使える「技」はそれほど多くはありません。「垂直二等分線」と「角の二等分線」が主な2つです。
問題文をこの2つの言葉を使った表現に言い換えることができれば、自分のやるべきことが明確になるはずです。
それでは。
【作図基本問題01】直線ℓ上にあって、 AP=BPとなるような点Pを作図しなさい
https://youtu.be/eEnV6wpgt7w
【作図基本問題02】∠POB=90度となるような点Pを作図しなさい。
https://youtu.be/6qhYrJ3WJ-w

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