児童文学作家、松谷みよ子さんについて、
まったく詳しいわけではないので、多くを書くことは出来ないのですが、
ニュースの見出しが目にとまり、いくつか思い出すことがありました。
何年か前に母から「まちんと」について調べてほしいと言われたことがありました。
「まちんと」は原爆のお話でした。詩だったかな。あやふやですみません。
兵庫県に住んでいる姪がいます。
その姪が小学校の朗読だったか劇だったかで、この「まちんと」をやる事になったそうです。
それで、「まちんと、まちんと」と小さな女の子が言うのですが、
関西とは違うだろうから、イントネーションというか、読み方というか
その辺がよくわからないので、広島にいるばあちゃんに聞いてほしいと
先生から姪が頼まれたそうです。
母も父もこの言葉に心当たりがなく、私のところに回ってきたのですが、
私にもさっぱり。ネットでしか調べていませんが、広島弁には無さそうでした。
意味としては「もう少し」という意味に読み取れるのですが、
結局、幼児言葉の一つなのか、イントネーションはわかりませんでした。
苦しんでいる女の子の息を引き取る前の言葉なので、
「もう少し」という気持ちを込めて読んでみるしかないね、という話をしました。
原爆の話は子供の頃からいくつも、何度も聞いてきましたが、やはり悲しい。
もちろん、原爆だけでなく戦争も震災も交通事故でも、
亡くなるべきでない人が亡くなるのはやはり悲しい。
私は40も半ばになりましたが、
小学生の頃に町の公民館で「ふたりのイーダ」という映画を見た記憶があります。
残念ながら内容は覚えていません。
ただ、木製のイスが浮かぶ場面とイーダを呼ぶ声、「ふたりのイーダ」というタイトルと
映画を見たあとのとても悲しい気持ちを今でも覚えているのです。
ときどき思い出します。
子供心に強烈だったのでしょう。
これが、こころに残る、ということでしょうか。
この「ふたりのイーダ」の原作も松谷みよ子さんでした。
ご冥福をお祈りします。


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