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2015年12月2日水曜日

お子様が国語の読解問題で点がとれない場合どうしましょう?(3)どんな教材が良いのでしょうか。 (中学生、小学生)



小中学生のお子様をお持ちのお父様、お母様、
文章題で点のとれない子供たちは問題や文章を読んでいません。
それでは、どのようにすれば子供たちは文章を読んでくれるのでしょうか。

今回は「読むこと」を練習する教材について。


前の記事はこちら: お子様が国語の読解問題点がとれない場合どうしましょう?
(1) 読解で点のとれない子供たちとは 
http://benkyositakunaitokisitaitoki.blogspot.jp/2015/11/1.html
(2) 私は生徒と一緒に読む練習をしています 
http://benkyositakunaitokisitaitoki.blogspot.jp/2015/11/1.html

私は学習塾で教えているので、学習塾専用の教材を使用しています。
教材はたくさんあるのですが、初心者向けというか、基本練習ができる教材は多くないのです。
また、学習塾専用の教材は一般の本屋さんで買うことはできません。
ですから、今回は教材選びの「注意すべきポイント」を書いておきます。

短い文章からスタート

国語の教材の中で、読解に特化したものがいいですね。
漢字のページなどがあると、子供たちは自分のできることだけやってしまいます。
変な逃げ道があると、「読むこと」の練習に向き合ってくれないのです。

さらに、短い文章で構成されている教材をお勧めします。

最終的に読解問題はとても長い「長文」になります。
だから、長い文章の問題を解かなければならない、と思われるかもしれませんが、それは最終段階で十分です。
特に、読解を苦手と感じているお子様には、短い文章の問題からスタートしましょう。

何度も繰り返し「読む」練習ができるくらいの長さが大切です。
そうですね、文章が1ページ以内に収まっている教材からスタートするのがいいでしょう。


書いてある(読んだ)ことを覚えていられない

長い文章だと読み返すことにも時間がかかってしまいます。
また、読解問題で苦しんでいる子供たちは、読むことが苦手ですから、文の内容を覚えておくことが難しいのです。最初の方に何が書いてあったかを覚えていられる分量の文章がいいということです。

文章の種類はどうする?説明文と物語文

説明文とはものごとを説明している文章のことです。環境問題や科学技術、生物のことなどの題材が多いですね。もう少し長く難しい表現を伴えば、論説文なんて名前になったりします。

それに対し、物語文は小説などのお話を題材にしたものです。そのほかにも随筆などもありますが、人の気持ちや行動の理由を想像して答えを作る技術を必要とします。

「読むこと」に大きな違いはないのです。

しかし、気持ちを推し量る…これがどうやら難しい。ですから、物語文は後回しです。
まずは説明文から取り組みます。ものごとの説明を主題にしていますから、論理展開がわかりやすく書かれています。それを一つずつ確認するように「読む」のです。

注意としては、入試問題は「わかりにくい」ものが好んで使われています。また、ものすごく長い。歯が立たないほどの文章を読むのはもう少し後ですね。過去問などはある程度できるという実感を持ってからで十分です。それから、教科書と同じ題材のものは、話を知っているからといい加減に読んでしまいます。これも避けたほうがいいでしょう。

言葉の説明をできるように

説明文の良いところをもう一つ。
言葉の説明が文章中に出てくることです。
例えば、「地球温暖化」が文章に出てきたとしましょう。そのときは「地球温暖化」とはどんなことか、文章の中に出てきた言葉を説明できるように練習するのです。特別に調べる必要はありません。文章の中に言葉の説明がなされているはずです。そこを確認し、筆者の定義なり説明なりをまとめることです。この練習を続けていくことで、説明することが上手になってきます。一つ一つの言葉を説明できるようになれば、文章の理解に近づきます。また、そこで得た語彙は、他の文章を読むときに大きな力になるのです。

答えを作る

短い文章で「読むこと」の練習を繰り返すことで、子供たちは慣れてくると思います。
慣れてきたかな、と感じたら、いよいよ、答えの作り方を知らなければなりません。
答えの作り方は長くなってしまうので、また別の機会に書きたいと思います。

まとめます

読解の苦手な子供たちに使ってほしい教材とは
短い文章(文章は1ページ以内)で構成されている教材
読解問題に特化している教材

その他お勧めポイント
説明文から取り組む
言葉を説明する癖をつけるよう練習する

これらのポイントに注意しながら
お子様の「読む」練習に付き合ってみてはいかがでしょうか。


それでは。

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