文章題で点のとれない子供たちは問題や文章を読んでいません。
では、どのようにすれば読んでくれるのでしょうか。
今回は私の教室でどんな風に文章を読ませようとしているのかをご紹介します。
続きです。
前の記事はこちら: ▶▶お子様が国語の読解問題で点がとれない場合、どうしましょう?(1)読解で点のとれない子供たちとは
□ 基本的に子供たちは読もうとしない
基本的に子供たちは読もうとしません。ですから、練習の時は最初から「読み聞かせる」つもりでいましょう。
それでも私の教室では、まずは生徒が読むか、私が読むかを生徒に選択させます。
ほとんどの生徒は、「一度読んで下さい」と言います。
やはり、最初は私が読むことが多いですね。ここでの「読む」は「音読」です。
私が音読している間に、読めない漢字の横にふりがなでもメモしておけば良いと私は考えるのですが、何ごともやりたくない生徒は「何も」しません。
記憶できるつもりなのかもしれませんが、そうならない事の方が多いですね。
とりあえず、この段階では「放置」です。
□ 2回目はどちらが読む?
さて、2回めですが、これも生徒に選択させます。勉強に苦しんでいる生徒は「繰り返すこと」を嫌うことが多いです。
ですから、多くの場合、生徒自身が読む事を選びます。
しかし、メモさえも取っていないので、漢字が出てくれば止まってしまいます。
「これはなんと読むのですか」なんて聞く生徒はまだ良いのですが、
たいていは、ただ黙って「停止」です。
生徒自身が自分で何かアクションを起こすまで、できるだけ放置するのですが、長くなるようなら教えていきます。
もちろん、気になることや分からない読みはメモをとれば良いことを伝えます。
次回メモをとればOK。そうでなければ同じことのくり返しです。(^^;)
(3回くらいやればメモをとるようになります)
漢字だけではありません。ひらがなも順番が入れ替わっていたり、
あるものを読まなかったり、
ないものを呼んだりと、なかなかうまく読むことは出来ません。
こんな状況で文章を読み終わっても、何も頭に残りませんよね。
ですから、何度かくり返し音読させます。
□ 読めない理由の1つは語彙が少ないから
読み方が分かっても、知らない言葉は変な発音になってしまいます。分からないであろう言葉は「〇〇って何?」と聞いて、生徒に説明させます。
「しらない」と言えば、国語辞典で調べさせます。
面倒くさい作業で最初は嫌がります。
しかし、すぐに辞書を使うことに慣れますから、ご心配なく。
ただ、国語辞典に出ていない新しい言葉も多いので、それらは私が説明するようにしています。
多くの子どもは、調べるなんて面倒なことを家でやっていないのです。
もしかしたら学校でもやっていないかもしれません。
わからない言葉は確認する。これが語彙を増やす一つの方法です。
辞書じゃなくても、インターネットでもいいんです。
わからないことをその都度確認することを続けましょう。
□ 何度か繰り返す
くり返し読む事を生徒は嫌がりますが、読み間違いが少なくなるまで続けさせます。もちろん、読み方の手本を示しながらの練習です。
繰り返すと結構上手に読めるようになります。
うまく読めるようになる間に、知らない言葉の意味を調べたり、聞いたりしながら、
文章の内容を私と生徒で話をする形にしています。
会話の中で生徒に説明させることで内容が理解できることを期待します。
わかりきったこと(と思えること)でも説明させます。
実は子供たちは、最後まで「話切る」ことが少ないのです。
多くの子どもたちは話が完結しないまま途中で話すことをやめてしまいます。
途中まで話し、あとは相手に委ねてしまいます。
癖になっているのです。これも大きな問題だと思っています。
知識を詰め込むことと同時に、話をする練習も要りますよね。
これは、また別の機会にしましょう。
□今は「読むこと」が最優先
ある程度、内容が確認できたようなら、設問を読ませます。簡単な問題は「あ、わかった」とか「この辺に書いてあった」と気付いてくれます。
もちろん、難しい問題はうまくいかないこともありますが、
それは模範解答を説明するだけで軽く流してしまいます。
この生徒には難しいことがわかっていれば、最初からやらない場合もあります。
読むこと、理解することはしっかり求めていきます。
しかし、答えを書くことに関しては、生徒のレベル次第です。
難しい問題の「答えをつくること」に時間をかける必要はないと思います。
理解する練習を繰り返すことで、生徒自身が考えること、思いつくことも多くなると仮定しています。
ですから、レベルが向上したあと、難しい問題に取り組むようにしています。
初めの内は難問を飛ばし、できそうな問題を選んで考えさせます。
満点を狙うのではなく、答えることができるものを増やしていければよいでしょう。
□ まとめます
「読む」とはどんなことなのかを子供たちに体感してもらうことが大切だと思っています。それを何度か繰り返すうちに、子供たちに自分なりの「読むこと」を見つけて欲しいのです。
私は子供たちに「読むこと」を体感してもらうために、「一緒に」読んでいます。
一緒に読み進めるには時間が必要です。
効率的ではないかもしれません。
しかし、有効だと感じています。
皆様のお子様はうまく「読めて」いるでしょうか。
あとは、教材ですね。
大は小を兼ねることもありますが、勉強に関しては・・・。
どんな教材で取り組めばいいのでしょうか。
つづく!
■■
■
Amazon.co.jpアソシエイト

0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントをお願いします。