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2015年11月19日木曜日

お子様が国語の読解問題で点がとれない場合、どうしましょう?(1)読解で点のとれない子供たちとは

小・中学生のお子様をお持ちのお父様、お母様、
お子様のテストの答案用紙をご覧になったことがありますか?
ついつい、点数だけに目が行ってしまいますが、それだけではもったいない。
正解、不正解は別として、問題が聞いていることに対して適切に答えているかどうかを確認しましょう。

とんちんかんな答えが多くあるようなら、早めに行動を起こしたほうがいいかもしれません。




■文章題で点のとれない子供たちは文章を読んでいない

問題と答えが噛み合っていないお子様は、文章を読んでいません。
「読みなさい」と言っても、おそらく読み方がわかっていないのでうまくいきません。
さて、どうしましょう?

答えや意味を説明しても、理解してもらうのは残念ながら簡単ではありません。
「ああ、そういうことか」という理想的なリアクションをする子どもでも、別の問題ではまた答えることができません。
子供たちは大人が求める表情や行動を知っているのかもしれませんね。

■子供たちの頭のなかは見えない

子供たちが、何をどのように考えているのかは見ることができません。
だから、まずは文章を読めているかどうか確認する必要があります。
もちろん、点が取れていないわけですから、(多くの場合)読めていません。

漢字が読めない。
意味を知らない言葉がたくさんある。

それでも子供たちは「読んだ」と言い、そして答えを書こうとするのです。
こんな状態で答えを書けることのほうが不思議です。
つまり、この危機的状態を改善することからはじめることが必要です。
ここを飛ばしてしまうとうまくいきません。

■子供たちが「読めた」と感じることをめざして一緒に読む

大人の私たちが知っていることも、お子様は知らないことのほうが多いのです。
大切なことは、読めるまで、つまり、書いてあることが理解できるまで「一緒に」読むことです。
点数が取れていないということは、現時点では一人で読めない状態にあると考えましょう。
だから、お子様の読む練習に「付き合う」のです。

時間がかかります。

一緒に読む練習は時間がかかります、そして結果がすぐに出るわけではありません。
ですから、我々大人に覚悟が必要となりますし、「読解練習」は中学生の場合、学校の試験とは分けて考えます。
試験のための勉強はスケジュールに追われるので、時間をかけることが難しいのです。

■テキトーでは終わらない状況をつくる

子供たちは、面倒なことはテキトーにやります。
分からなくても「分かった」と言います。
そういうお子様には、「テキトーにやっても終わらない」ことを認識してもらわなければなりません。

子供たちは、テキトーにやってもこの時間は終わらないと分かった時、やっと次の方法を考え始めます。
沈黙を続ける、別のことを考えるなどの逃避行動もありますが、
もし、考えたほうが早いと腹をくくれば、そのお子様は大きな一歩を踏み出したことになるでしょう。

言葉は悪いですが、テキトーな子供たちが「諦めて」文章に向かう状況を作り出すことをめざしましょう。
そのためには、やはり、大人が一緒に時間を過ごすこと、「付き合う」ことが必要だと思います。

■確かに近道ではない

確かに近道ではありません。
しかし、いくら答えの書き方や作り方を手早く教えても、「読む力がない」状態、あるいは「読む気がない」状態では良い結果に結びつきません。
「読めた」という実感が、別の問題でも「まぁ、読んでみようか」につながる手助けになると思うのです。
遠回りのような気もしますが、お父様お母様にはご理解いただいて、ゆっくり進めることにしています。



次回は、生徒さんと「一緒に読む」様子を少しご紹介しようと思います。

つづく



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